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Switch考。

こんばんは。いとうゆりえです。

週末に手伝いでした家屋床下調査。。。普段使わない筋力をつかったためか、久々の筋肉痛で調子いまひとつの今日この頃です。

 

さて、古い建物の家屋調査をしながら、昔住んでいた借家を思い出したのですが、当たり前ながら昔は電気がいらなかったのだなぁと思うのです。

まず、和室の照明のスイッチというものはありません。

そうです、プルスイッチ(ひもで引っ張るやつ)が基本です。

これって、配線的にとてもシンプルで合理的。こんな昔のシンプルな仕組みをうまく今に活用できないかなぁと時折考えます。

 

省エネがさけばれてますが、便利な家電の新しいニーズと、家電の省エネ化といたちごっこの現代。

一度慣れた便利さを手放すのは難しいものです。

 

と、前置きが長くなりましたが、団地リノベで使用したスイッチのご紹介。

露出スイッチ。

RC躯体部分で新規に取り付けたい位置には露出でつけるしかありません。

露出となるならば、と、ゆうじさんリクエストの鋼製露出ボックス+アメリカンスイッチ


2連


壁に埋め込める場所には普通に埋め込みのスイッチに。

 

ちなみに、イギリスのスイッチ。

使ってみたくて数年前の渡英時に購入。

正方形がかわいい。使ってみたかったのですが、今回は見送りに・・・

それぞれの国の違いがあって面白い。

 

 

次はコンセント


ここも露出でしかつけられなかった場所。

これはアメリカンコンセントではなく・・・日本式の3口コンセント。


これは埋め込みの2口コンセント

口数多くても、トータルのアンペア数上限はどちらも同じです。


アース付きコンセント。

パソコンなど、アース付電化製品にはアースがとれるようにします。

海外のコンセントは当たり前の様にアース付で、なぜ日本の電化製品はそうでないのか不思議に思います。

~電磁波。見えない事ですが、他国で気をつけている事ですから、配慮できたらしたいものです。

アースをすることで、電場を防げます。

 

 

ほかは

非常ベルのスイッチ

※押すと共用部のベルがなります。


インターホンに給湯器、そして床暖スイッチ類

目立たないよう、収納室にまとめて配置。

※床暖のスイッチは、温度をコレで計測ので、本来は対応室に設置するものです。・・・わたしはそれより、見た目を優先しました。。。

 

Switch類ひとつとっても、色々と考える事ができるものです。

かたち、設置場所、操作方法、コンセント個数・・・

 

そういえば、昔、目立つ場所のスイッチだからとアメリカンスイッチを設置したのですが、お施主さんが外国出身の方だったので、懐かしいと言ってました。。。おそらくこのお施主さんにとっては、特別なスイッチではなく普通だったわけで。むしろ日本のスイッチの方が、このお施主様にとってはクールに思えたのかもしれません。。。難しい・・・

普段見慣れない設備はオシャレに感じるものですね。

以前はオシャレスイッチ=神保ぐらいしか出てこなかったですが、最近は色々なところから色々なかっこいいプレートもでているようです。おかげ様でより楽しく悩めるかもしれません。

 

そのうち気分転換に変えてみようかな。!

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