収納の中の収納。押入れ編
2018.06.18
おはようございます。いとうゆりえです。
友人が泊まってもらう際、唯一の個室である予備室
カタログから書類からと荷物が増えてきました。
週末、友人が泊まるスペースがありません。
という事で、これを機に収納効率が悪かった押入れに棚を作って収納率アップさせてみました。
Before
杉の押入れ。押入れと言ってますが、奥行きのあるクローゼットと言っても良いかもしれません。
中の荷物をどかすと、杉の匂いが漂ってきました。やっぱりいいです。
さて、棚をつくるのに、一番簡単なのは、本当の押入れの様なつくりにすることです。
壁に桟を渡し板を敷く。
ただ、ゆうじさんはなんとなく壁付けとしたくないとの事で、ラック棚を組む事にしました。
計画
背の高いゴルフケースやスーツケースをしまうのに、左側の手前は棚の奥行きを浅くしてます。
これを作るのに、今回は鋼材アングルを使ってみました。
最寄のビバホームにて入手。
計画プランをもとに、実際の細かい寸法を検討しなおします。
例えば、作業寸法とか、ボルトの凸部とか。見込んでおかないと、押入れにうまく入りません。
そして、材料を購入&切断
ビバホームで鋼材アングルのカットをしてくれます。1カット100円。
カットした鋼材アングル
L1500×2本、L1300×3本、L980×4本、L680×5本、L660×3本、L300×2本
時折切断部にバリが。鋼材なので、簡単に手ではとれません。ペンチで除去。
これらをあーだこーだ言いながら、ゆうじさんと組み立てていきました。
ちなみに、接合部は六角ボルト・ナットでの締め付けなので、ラチェットレンチ等があるとしっかり締め付けられて良いです。
左:ラチェットレンチ 右:プライヤ
とりあえず家にあったもので、なんとか締め付けました。
そこにホームセンターでカットしてきた板を載せてできあがり。
今回はOSBを利用
・・・安くてそのまま収納板に使える見た目は良いですが、匂いがちょっと好みではありませんでした。。。過敏な方はダメかもしれません。そのうち抜けてくれる事を期待して。
出来上がりが、
途中いろいろ別の作業もしながらも、1日で購入→組み立てまで完了。
これで、収納力UP!部屋の荷物が収納できます。
真ん中の柱部分は扉の重なる部分にあり、邪魔にはならないようなってます。
左側の収納はこんな感じに
ゴルフケースがぴったり。スーツケースはキャスターで手前にどかせば、奥の下の荷物も取り出せます。※下の奥は普段出し入れしないものの保管場所です。
収納力UPして部屋に布団が敷けるようになって一安心するのでした。
最後にかかった費用のまとめを。
鋼材部分の材料費(税別)
・鋼材アングルL=2100 1,124円×6本
・鋼材アングルL=1800 934円×3本
・六角ボルトナット10組入 189円×5袋
・エンドキャップ 189円×5個
・ダブルプレート 380円×1個
・シングルプレート 284円×5個
・L金具 170円×1個
・鋼材カット費 100円×18カット
●計 15,206円
棚板部分の材料費(税別)
・OSB 1200円×2枚
・木材カット費 50円×8カット
●計 2,800円
◎合計 18,006円(税別)
高いとみるか、安いとみるか。
収納の内法にあわせてジャストサイズに作れたので、個人的には良かったのではないかなぁと思います。スチールラック、既製品でも大きいとそこそこ費用は発生しますので。それにこれは、将来的に棚板追加したり改造できます。組立てに少し頭を使いますが、慣れると色々応用ができて面白い材料だなと思いました。
物置・作業場作りに興味のある方はぜひ→Fukufuji鋼材アングル