家づくりの流れ
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ご主人:地方出身・アウトドアが趣味
奥様:神奈川県出身・ハンドメイド(手芸、革小物)が趣味
男の子:保育園
奥様の実家が神奈川県(親一人暮らし)
子供をもう一人考えている
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お問い合わせ
鈴木様からきぐみへご相談のメールをいただきました。
⼾建て新築、分譲マンション購⼊、実家(建て替えか、リノベ―ションか)のいずれかで迷っており、家族の意⾒がまとまらないとのことでした。[ポイント]
- ご主人のリモートワークが増え、家にいる時間が長くなっている
- 奥様の親御様(お母様一人)と同居又は近居の話が出ている
- マンションで子供の下階への生活音が気になる
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ヒアリング無料
約2時間半、途中子育ての話しで脱線しながら話を聞かせていただきました。
住まいに対する価値観や意識、奥様やご主人から、リビングから眺める庭や、庭で楽しく遊んだことの潜在的な思いがあることがみえたことにより「実家の建て替えもしくはリノベーションによる2世帯住宅」をおすすめさせていただきました。[実家の不満点]
- 昔の間取りだから今の⽣活スタイルに合わない、寒い、⽔回りが1ヵ所しかない
[実家の良い点]
- ⼦育て環境が良い・駅から徒歩圏の距離・庭がある・祖⺟と子供のふれあいができる
[実家の不満点]
- 目の前の土地に新築住宅が建ちそうでリビングの日当たりが心配
- 中古住宅なので現状の家の状態や擁壁など外構の状態は大丈夫か心配
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現地確認無料
現地へお伺いし、ご実家の状態を確認させていただきました。
お手持ちの図面等から、簡易的に耐震性、断熱性等を、また、目の前に家が建った場合を想定し、1年を通した日当たりシュミレーションを行いました。
鈴木様は別途ご要望から、有料となりますが、家全体の劣化状況、室内の段差、窓の位置大きさ、床下点検口からシロアリの確認や基礎床組の状態、小屋裏点検口からは小屋組の状態、雨漏れの有無など、家を壊さずにできる範囲で調査しました。 (状況によって、調査内容をご相談します)
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調査報告&ご提案無料
先⽇の調査報告をさせていただきました。
リノベーションの場合、希望の間取りにするためには変える場所が多く、外壁塗装などメンテナンスに費⽤を多く割くことになりそうでした。そのため、ご実家への想いも確認させていただきつつ、「実家の建て替えによる2世帯住宅」をご提案しました。気になっていた日当たりも、日当たりシュミレーションにより窓の位置を工夫することで解決。また、ヒアリング時にお聞きしていた、ご主人の書斎や奥様の趣味スペースなどのご要望を叶えつつ、具体的な言葉では出てきませんでしたが、奥様とお母様の価値観や思いから、完全分離の2世帯をご提案しました。
[その他主なご提案事項]
- 洗面器と水栓:お施主様希望のメーカー・品番のものをご支給いただく
- お子様含めご家族で一部DIYのご提案(壁の左官やTV台製作)
- お母様の思い出の品(建具・欄間・ガラスなど)を再利用するため、解体前に保管
契約
ご提案させていただいたプランをとても気に入ってくださり、正式にご依頼いただけることになりました。
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基本設計と実施設計
ここから本格的な設計を進めていきます。
提案プランをご家族で再考していただき、打ち合わせを重ねてイメージを固めていきます。奥様からは、置きたい家具のイメージ写真をたくさんいただき、同じもの、近いものを探して設置個所をプランに反映します。
基本設計が終わると実際に⼯事に必要な図⾯を作成しつつ、キッチンをはじめとした⽔廻り選びにショールームへ⾏きました。素材やインテリアを選ぶ楽しさを思う存分に、味わっていただけたかと思います。
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建築工事費見積もり
施⼯業者へ⾒積もり依頼。
設計段階からご予算を考慮しながら進めても、ご予算をオーバーしてしまうことが往々にしてあります。鈴⽊様の場合も、若⼲コストを⾒直す必要がありました。
そこで、⼀部仕様の変更に加え、趣味スペースの塗り壁ををDIYにて施⼯することをご提案。
お⼦様の思い出にもなると、ご賛同いだけました。 -
確認申請
並行して、確認申請を進めます。
新築や増改築をする建物が建築基準法に適合したものであることを確認する手続きです。 -
施工業者と契約
施工費用もご予算に収まり、いよいよ施工業者と請負契約をします。
これで着工がいつでもできます。 -
解体
解体前に、鈴木様、施工業者の監督、きぐみの3者立会のもと、「解体するもの」「残したいもの」を確認。
空っぽになったと思ったところ、奥まった収納から古い家電や食器がでてきました。昔使っていた記憶がよみがえり懐かしむ鈴木様がとても印象的で、使われていた照明が、レトロで可愛らしく、鈴木様が気に入っていたこともあり、新しい家でも使うことをご提案させていただきました。
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地鎮祭と地縄確認
解体して何もなくなった敷地。
寂しさもありますが、これから新たな想い出をつくる区切りとして、工事の無事を祈る地鎮祭を行いました。あわせて地縄の確認(実際に建物が建つ位置などの確認)も行いました。 -
着工~基礎完成
基礎ができると、家の間取りや配置がなんとなくわかります。早速、現場にいらっしゃった鈴⽊様。
基礎を見て、「意外に狭い?」と少し⼼配しておられました。 -
上棟
上棟の⽇。
朝から⼣⽅にかけて柱や梁などを⼀気に組み⽴てます。朝からちょくちょくと⾒学される奥様。⼣⽅になり、ちょうど棟が上がる頃、仕事を早めに切り上げた旦那様が現場へ到着。⽇が暮れる前に無事上棟することができました。
担当する⼤⼯さんと鈴⽊様と⼀緒に上棟のお清め式。
鈴⽊様は⽴体的になった家を⾒て、以前のような狭さは感じないようで、「想像していたより⼤きく感じます(笑)」と安⼼しておられました。 -
電気配線・仕上げ確認
上棟から1〜2か⽉頃、スイッチやコンセント位置の最終確認を⾏います。
窓が取り付き、床や壁の下地段階。徐々にかたちになってきている家を⾒ると、みなさん気分が上がります。
⼀⽅、仕上がっていない室内と⾜場のせいで少し部屋が暗いため、部屋の明るさが気になった様子の鈴⽊様。
現場を見て、間仕切り壁の⼀部にガラスを入れて、明かり取りにできないか、相談を受けました。明るさは、⾜場がとれて壁が⽩くなったら印象が変わることをご説明しつつ、間仕切り壁にガラスを入れるアイデア⾃体は、部屋のアクセントになりそうということで、どんな感じにしようかと早速現場で盛り上がりました。
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木工事完了
⽊⼯事がおおよそ完了する頃、鈴⽊様が久しぶりに現場⾒学にいらっしゃいました。
どこか気になるところがないか確認しつつ、合わせてDIYで予定している塗り壁の範囲も確認しました。 -
内装工事・DIY
いよいよDIYの左官⼯事です。
「養⽣が⼤変だ…」と、職⼈さんの⾒えない苦労を感じつつ、ご家族で塗り壁を楽しんでいらっしゃいました。記念の⼿形を壁に押したり、遊び⼼でビーズを埋め込んだりして、「⾃分たちの家」にしていく様⼦が、とても印象的でした。
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施主検査
内装作業のあと、照明⼯事、トイレなどの設備⼯事を経て、⼯事完了。鈴⽊様、監督、わたしたちで施主検査をします。
養⽣を剥がし、⾜場が取れ、クリーニングが⼊ったあとのきれいになった状態を実際に初めて⾒た鈴⽊様。
リビングの床に座って吹き抜けの天井をぼーっと⾒つめながら、笑顔を浮かべていました。 -
引渡し
施⼯業者から引渡し資料(鍵や各設備の説明書等)を受け取ります。
初めて出逢ってから約1年、ほぼ毎⽉お会いしていた鈴⽊様との打ち合わせもなくなり、引渡しの嬉しさの半⾯寂しさが・・・。
「せっかくだから」と記念撮影をさせていただきました。
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引渡し1ヶ月後…
お引越しも終わり、少し落ち着いた頃にご訪問。
お住まいになってみて、不備がないか等のお話をお伺いします。
「まだ、他⼈の家におじゃましているいるみたい(笑)」と鈴⽊様。 -
1年点検
お引渡しから1年が経ち、施⼯業者とともに点検に伺います。
リビングの飾り棚には、趣味のハンドメイド作品が並べられており、鈴⽊様の⾊に染まってきた⾃宅。
実際に四季を過ごしてみた感想をお聞きしつつ、気になったこと等がないか確認をし、暮らし⽅のアドバイスをしたり、DIYで施⼯した壁を⾒ながら、家づくりの話で盛り上がりました。
ご主人:地方出身・長男・お酒と料理が好き
奥様:都内出身・長女・カフェ巡りが趣味
ご夫婦ともデザイン関連のお仕事で、インテリアが好き。
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お問い合わせ
きぐみの「建築相談会」へご予約をいただきました。
戸建て新築・分譲マンション購入、いずれかで迷っており、どんな方法で家づくりを進めればよいのかご相談いただきました。
[ポイント]
- おふたりともインテリアが好きで、こだわりたいため、新築戸建てを検討していた
- 今のところ親御様との同居やご実家に戻られる予定はないが、万が一ご実家に戻らなければならない場合を考えると、マンションの方が良いのではと思うように
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ヒアリング無料
趣味の話やご夫婦が好きなインテリアの話を織り交ぜながら、住まいについてご夫婦の価値観・考えを聞かせていただきました。好きなものに囲まれた暮らしをしたいという思いが伝わってきます。
そこで、内装を自由にでき、また、費用をインテリアに割ける、中古マンションをリノベーションすることをおすすめさせていただきました。[今の賃貸の良い点・不満点〕
- 駅から近くて便利
- 夏はエアコンの利きが悪く、冬は寒く北側の窓や壁に結露する
- キッチンが狭い
[新築分譲マンションの良い点・懸念点]
- 最新の設備機器が導入されている
- 自分達の気に入った内装デザインがない
[中古マンションの良い点・懸念点]
- 選択できる物件数が多い
- 設備機器が古い
[戸建て新築の良い点・懸念点]
- プライバシーが確保しやすい
- 駅近物件の土地は予算的に厳しい
[主なご要望]
- キッチンは対面型が良い
- 休みが少ないため、ゆったりとくつろげる家にしたい
- 趣味スペースが欲しい
- 工事は知り合いの工務店に頼みたい
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現地確認無料
後⽇、いくつか⾒つかった物件の中から、⼀番有⼒な物件を現地確認しに行きました。
構造的に残すべき部分や、壊せる部分を確認しながら、リノベーションによってお⼆⼈のご要望を叶えられる物件なのかどうか判断します。
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調査報告&ご提案無料
ポテンシャルの高い物件であったことから、この物件をリノベーションした場合のプランをご提案させていただきました。
構造上問題のない壁を一部取り壊し、開放的なLDKをメインにリノベーションしつつ、寝室などの小部屋は、クロスの張替え程度で予算を抑える内窓と断熱材を施工して断熱性能をあげ、費用の一部は国の補助金を利用するプランをご提案。
「あのマンションがこんなに変わるのか!」ととても喜んでくださいました。
※補助金は募集の有無、受付期間があり、必ずしも利用できるとは限りません。
契約
ご提案させていただいたプランをとても気に入ってくださり、正式にご依頼いただけることになりました。
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基本設計と実施設計
ご契約後、本格的な設計を進めていきます。
分譲マンションの一室をリノベーションする場合、リフォームの指針をマンションの管理組合に確認したり、配管経路や構造の確認を行いながら、設計を進めていきます。
既存状態は実際に壊して分かることもあるので、特に水廻りの移動に関しては、変更の可能性も想定しながら計画していきます。
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建築工事費見積もり
設計後、施⼯業者へ⾒積もり依頼。
お知り合いの⼯務店さんにお願いしたいということで、お⾒積もり依頼をしました。
設計段階からご予算を考慮しながら進めても、ご予算をオーバーしてしまうことが往々にしてありますが、予測とそこまで⼤きなズレはなかったため、仕上げ材の変更や設備の変更でご予算をクリアすることができました。 -
施工業者と契約
施工業者との契約、断熱改修の補助金申請も行います。
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着工・解体
解体工事がはじまります。
神主さんに依頼しての地鎮祭は行わず、佐藤様ときぐみで簡易的にお清めをしました。同マンションにお住まいの方のご迷惑に極力ならないよう、管理組合で定められている工事可能な時間や、養生をする範囲の確認をしながら進めていきます。
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電気配線・仕上げ確認と施主支給品
照明の位置や塗り壁のパターンを左官屋さんと最終確認。
佐藤様ご⾃⾝がインターネットで選んだ鏡とお友達の陶芸作家さんに依頼した洗⾯⼿洗いボールを持ち込み、据え付けました。
「まるで箱根のホテルみたい」と笑顔の奥様。 -
施主検査・引渡し
施⼯業者から引渡し資料(各設備の説明書等)を受け取ります。
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引渡し1ヶ月後…
お住まいになられ少し落ち着いた頃、お住まいになってから気になっている点等お話を伺いしました。
こだわった内装デザインに満足しつつ、断熱改修の威力を実感されておりました。
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1年点検
お引渡しから1年が経ち、施⼯業者とともに点検に伺います。
1年お住まいになられた感想は、「真冬でも、快適!」とのこと。
佐藤様から⼣⾷のご⽤意もあり、こだわりの家具に囲まれた空間で、設計中の懐かしい話をして盛り上がりました。