箱根別荘DIY/地盤調査結果(許容応力度)
2019.03.02
SS試験結果より地盤の長期許容応力度を求めることができます。
地盤の許容応力度とは、地盤の強さを示す値で、この値が建物の荷重を超えれば建物が沈まないことになります。
SS試験結果より求めることができる計算式は「国土交通省告示第1113号第二項」の(3)式になりますが
この計算式では自沈層があった場合を考慮していない為、日本建築学会「小規模建築物基礎設計指針」で推奨している、次式でおこなっています。
長期許容応力度=30×(基礎底面より下2mまでのSWS試験における貫入時の荷重の平均値)+0.64×(基礎底面より下2mまでのSWS試験における貫入量1mあたりの半回転数)
上記の計算より、箱根の長期許容応力度は38kN/㎡となりました。